2010/09/24

「まちかね祭」(大阪大学大学祭)におけるマラリア予防キャンペーン&公開講義の概要

大阪大学まちかね祭において、マラリア予防キャンペーンを行います。
皆様のご参加・ご支援をお待ち申し上げます。

マラリア予防キャンペーン
日程: 2010年11月5日(金)~7日(日)
場所: 大阪大学豊中キャンパス 「宙」駐車場
概要: マラリアに関するビデオの上映、募金活動
オンライン募金: www.AgainstMalaria.com/GLP2010  からどうぞ。

マラリア予防キャンペーンの一環として、公開講義を行います。
テーマ: 「共感するリーダーシップ」
日時: 2010年11月7日(日) 14:00~17:10
会場: 大阪大学豊中キャンパス 共通教育棟 大講義室(メインストリート沿い)
概要:  マラリア予防の啓発と蚊帳購入の募金を集めるために、音楽・芸術を触媒として、共感を生み出すコンサートやトークショーを開催します。

ゲストとなる音楽家、パネリストは、以下のとおりです。
・雁瀬由香氏(ピアニスト)
・高尾剛正氏(住友化学株式会社 代表取締役 専務執行役員)
南部やすか氏(フルーティスト)
堀井俊宏氏(大阪大学微生物病研究所 教授、附属感染症国際研究センター長、附属難治感染症対策研究センター長)
源純夏氏(シドニー五輪競泳銅メダリスト)

モデレーターは、伊藤信太郎氏(株式会社パソナグループ 特別顧問、大阪大学客員教授)。
マラリア予防キャンペーンの目的:
(1)イベントを通じてマラリアの啓発活動を行い、マラリアに対する認知を高める。
(2)マラリア予防の蚊帳を購入するための募金を集める。
(3)阪大生が日頃の活動を発表する場としての大学祭に「国際協力を通じた社会貢献」という新機軸を加え、大阪大学が標榜する「地域に生き、世界に伸びる」を実践する。

マラリアについて
マラリアはHIV/AIDS、結核と並ぶ世界三大感染症の1つであり、ハマダラ蚊によって媒介される主に熱帯で発生する伝染病です(右図: マラリア危険地域 参照)。世界保健機関による推定では、毎年3.5~5億人が感染し、そのうち約100万人が死亡(約30秒に1人)しています。死者のうち70%以上が5歳未満の子ども、もしくは妊婦で占められており、死者の約90%がサハラ砂漠以南のアフリカに集中しています。
マラリアのワクチンは未だ開発されていません。予防薬・治療薬は存在するものの副作用が強く、また、薬への耐性を示すマラリア原虫の存在が報告されています。したがって、マラリア対策には予防が重要であり、防虫処理を施した蚊帳が非常に有効であると言われています。

募金の用途:
募金はすべて、マラリア予防のための長期残効型防虫蚊帳の購入に充てられます。GLP事務局を通じ、マラリア予防活動をしている透明性の高いNGO(特定非営利活動法人アゲンスト・マラリア基金)に寄附され、公益社団法人日本国際民間協力会(NICCO)により、マラウイの人々の元へ蚊帳となって届けられます。

募金方法:
1. オンラインで、クレジットカードでいつでも直接募金して頂けます。
www.AgainstMalaria.com/GLP2010

2. キャンペーン期間中(2010年11月5日~7日)、会場に設置されている募金箱に募金してください。

3. 銀行振込の場合は、
みずほ銀行 麹町支店 普通口座 1029862 アゲンスト マラリア キキン
までご送金ください。
振込人名義の前に、「AM6323」を入力してください。

運営体制:
グローバルリーダーシップ・プログラム(GLP)運営委員会
代表 西嶋桃子 (大阪大学大学院 国際公共政策研究科 国際公共政策専攻 博士前期課程)
副代表 西嶋聡 (大阪大学大学院 国際公共政策研究科 国際公共政策専攻 博士前期課程)

E-mail: glpsc@osipp.osaka-u.ac.jp

グローバルリーダーシップ・プログラム(GLP)事務局 / 交渉教育支援センター
〒560-0043 豊中市待兼山町1-31 大阪大学大学院国際公共政策研究科内
TEL/FAX: 06-6850-5629、E-mail: glp@osipp.osaka-u.ac.jp

後援・協力:
大阪大学21世紀懐徳堂
大阪大学低温センター
大阪大学微生物病研究所

住友化学株式会社
株式会社パソナグループ
公益社団法人日本国際民間協力会 (NICCO) 
特定非営利活動法人アゲンスト・マラリア基金

0 件のコメント:

コメントを投稿